いつかはトムソーヤ

映画、本、写真

大学を卒業して1年たって気がついた虚無感とその悲劇的結末

気がついたら大学を卒業して1年が過ぎていた あっという間だ。年を重ねるほどに時間の流れは早くなるというけど、またさらに早くなった気がする。日頃は仕事に追われて、土日はひたすら次の平日に備えて休むしかない。どころか、最近はその休みさえも仕事に…

地方生活のここがしんどい

その1 発売日通りに店頭に並ばない出版物 これ、わからない人には全然伝わらないと思うが、全国の大都市圏以外では本が発売日通り店頭に並ばない。 www.asahi.com ふざけんな、って思ってしまう。消費者(受益者)が負担するコストは同じなのに3日も遅れる。…

児童書として発売していいのか不安になるレベル。そして五人がいなくなる

私が大好きで尊敬してやまないはやみねかおるさんの作品の素晴らしさについてダラダラと書きつけるこのカテゴリ、完全に自己満足です 今回取り上げるのは、はやみね作品の最初期、なんなら私が生まれるより前に発表された作品「そして五人がいなくなる」です…

映画「運び屋」。ほぼ映画の神イーストウッドの自伝

90歳にして麻薬組織の「運び屋」になった男の晩年を描く映画「運び屋」(原題:the Mule)を見ました。 「許されざる者」「ミリオンダラーベイビー」でオスカーを2度手にし、近作に「ハドソン川の奇跡」「15:17、パリ行き」があるクリント・イーストウッドが…

ちはやふる 結び 2018年にいちばん観てよかった映画

2018年はミッション・インポッシブルとちはやふる結びがほかを大きく引き離して自分の中で大好きな映画になった。ミッション・インポッシブルのファンなんて何億人もいるし、トム・クルーズのすごさは自分が言わなくても全然良い。だけどちはやふるの3部作は…

「消費増税」は今すぐやめるべき

「消費増税」やっぱりおかしいと思う。・・・といっても、消費税率10%への引き上げのことを言っているわけではない。 「消費増税」という言葉の使い方のことだ どうしてこんな変な言葉が許容されるのか。明らかに間違いではないか。 なぜこんな用語が広がる…

15時17分、パリ行き(The 15:17 to Paris)の簡易なネタバレなし感想

「15時17分、パリ行き」を試写会で見る機会に恵まれました。 2015年にヨーロッパの国際列車の車内で実際に起こったタリス銃乱射事件をもとに、犯人に立ち向かった3人の青年の半生を語りながら、事件に遭難するまでを少しずつ描く作品です。監督は「グラン・…

ベイカー街の亡霊のマニアック感想 揺るぎない史上最高傑作コナン映画

tomsoya.hatenablog.com いまや国民的アニメとなった名探偵コナン。私も例に漏れず、コナンが大好きです。いや、もっと言えばマニアです。。。どれくらい好きかはまた別の機会にまとめるとして、今回は名探偵コナン映画の第6作「ベイカー街の亡霊」がどれく…

正直『君の名は。』がすごかった話。

久しぶりのブログエントリですが、先日鑑賞した『君の名は。』があまりに良かった、いや、というか見てしばらくいろいろなことを考えていると正直、ええ、私感動してしまいました。 なぜこんな感情になっているのか。やはり映画鑑賞が趣味というくらいですか…

ジェットダイスケさんの「日本写真紀行」を見てのお話

年末年始、ユーチューブで活動されているジェットダイスケさんが2本の動画をアップされましたね。 2014年冬、「写真家になる」と言っていた ジェットダイスケさんは写真家になると、一昨年の冬に宣言されていました。最近はビデオブログを中心に活動されてい…